
「出会いに感謝」
この夏以降のオープンに向けて準備を進めている反町ステーション。その管理者となる看護師・金城さんが、ずっと大切にしている言葉です。
今回は、訪問看護の道を選んだきっかけを、少しだけご紹介させてください。
総合病院で感じたこと
金城さんはもともと、総合病院で治療を必要とする患者様の看護をしていました。
治療を終えた患者様は退院し、その後は外来通院へ。診察の合間に「自宅での困りごと」を聞くうちに、ある思いが強くなっていったといいます。
退院したあとの暮らしを、支える看護がしたい。
そうして、訪問看護への転向を決意しました。
最初の受け持ちで教わったこと
訪問看護師として最初に受け持ったのは、ご家族が20年間介護を続けてこられたお宅でした。
「20年も、大変なご苦労をされてきたのだろう」
最初はそう思っていたそうです。けれどお話を伺ううちに、印象は変わっていきました。
そのご家族は、介護を「苦労」と言うのではなく、いま置かれた状況を受け止めて、家族としてどう過ごしていくかを考え続けていました。当時まだ小さかったお子様にも話をしながら、年月を重ねてこられたそうです。
その姿に触れて、「ケアもさることながら、ご家族へのサポートの必要性」を痛感したといいます。
在宅で過ごせるということ
訪問中は、お話をしながら、笑いも涙もある。
それでも「在宅で、家族で過ごせることって、本当に素敵だな」——そう感じながら、日々ご自宅へ伺っています。
「出会いに感謝」。仕事仲間との何気ない会話も、ご利用者様やケアマネさんとの「初めまして」も。出会いのひとつひとつが、ご利用者様の笑顔につながっていく。
そんな金城さんが管理者を務める反町ステーションを、今つくっています。