暑い日が続くと心配になるのが、脱水や熱中症です。とくにご高齢の方は、「喉が渇いた」と感じにくくなることがあり、気づかないうちに水分が足りなくなる——いわゆる「かくれ脱水」になりやすいと言われています。
室内でも、夜でも起こります
脱水というと炎天下をイメージしがちですが、実は風通しの悪い室内や、寝ている間にも起こります。「トイレが近くなるから」と水分を控えてしまう方も少なくありません。エアコンを使っていても、油断は禁物です。
ご家族が気づける、こんなサイン
ご本人が気づきにくいぶん、まわりの「いつもとちがう」が大切な手がかりになります。
- なんとなく元気がない、ぼんやりしている
- 食欲がない
- おしっこの回数や量が減った
- 皮膚や口の中が乾いている
こうした様子が見られたら、注意のサインかもしれません。
おうちでできる、かんたんな予防
- 喉が渇く前に、こまめに少しずつ水分をとる
- 食事やスープ、ゼリーからも水分を
- 寝る前や夜中の一口も大切に
- エアコンで室温を整え、塩分も少しだけ補う
実は、エアコンが苦手という方は少なくありません。「冷えるのが苦手」「電気代が気になる」といった声もよくお聞きします。私たちは訪問の際に、お部屋の温度や湿度を確認し、無理のない範囲でエアコンを使って心地よく過ごしていただけるよう、お声かけやお伝えをしています。
スタッフが健やかに働ける環境づくり
えがおが大切にしているのは、利用者さんのことだけではありません。ご家庭を訪問するスタッフの健康と安全も、同じように大切に考えています。夏のあいだは、スポーツドリンクやお茶、塩分タブレットをいつでも手に取れるように用意し、スタッフがこまめに水分・塩分を補給できる環境を整えています。炎天下の移動も多い訪問の仕事だからこそ、スタッフ一人ひとりが心身ともに健やかでいられること——それを、私たちは何より大切にしています。スタッフが笑顔で働けてこそ、利用者さんにも安心と笑顔をお届けできると信じているからです。
私たち訪問看護のスタッフも、夏のあいだ、みなさんの体調を気にかけています。
水分とちょっとした気づかいで、元気に夏を。今年も、その人らしい(えがおで)毎日を過ごしていただけますように。