えがお訪問看護

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冷たい風が苦手なあなたへ ── 梅雨明けの体調管理のこと

梅雨が明けると、一気に汗ばむ陽気が増えてきます。
「まだ体が暑さに慣れていないのに、急に真夏日」──実はこの時期、体調を崩しやすい落とし穴があります。今日は、訪問の現場で感じる夏のはじめの過ごし方について、少しお話しします。

体が暑さに慣れるまで、実は1週間ほどかかります

「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という言葉をご存じでしょうか。人の体は、暑さに徐々に慣れていくことで、汗をかいて体温を調節する機能を高めていきます。
ただし、この慣れには早くても数日、しっかり慣れるまでには1週間ほどかかると言われています。
梅雨明けの時期は、体がまだ暑さに慣れていないタイミングで気温だけが先に上がるため、思った以上に体に負担がかかりやすい時期なのです。

「エアコンの風が苦手」というお声、訪問先でよく伺います

ご利用者さまのご自宅に伺っていると、「エアコンの風が直接当たると体が冷えて辛い」というお話をよく耳にします。
特にご高齢の方は体温調節の力がゆるやかになっていることも多く、涼しさより先に「冷え」や「だるさ」を感じてしまうことがあります。
とはいえ、熱中症予防のためにはお部屋を涼しく保つことも大切です。「風が苦手だから」とエアコンを使わずに過ごしてしまうのは、かえって心配な選択でもあります。

そこで、訪問先でよくご提案している工夫です。

  • エアコンの風向きを、体に直接ではなく壁や天井に向ける
  • サーキュレーターや扇風機を併用して、冷たい空気をお部屋全体にやさしく循環させる
  • 設定温度だけでなく、実際のお部屋の温度(室温)を目安にする

目安は「室温28℃」。実はエアコンの設定温度ではありません

「エアコンは28℃設定で」という話を聞いたことがある方も多いかもしれません。これは環境省のクールビズなどで示されている目安ですが、正しくは「エアコンの設定温度」ではなく「お部屋の実際の温度(室温)」の目安です。
お部屋の広さや日当たり、家電の発熱によって、設定温度と実際の室温にはずれが出ることがあります。体感としては26℃前後で「涼しく感じる」という方が多いため、設定温度を下げすぎるのではなく、温度計で室温そのものを確認しながら調整していただくのがおすすめです。

スタッフも、暑さ対策をしながら伺っています

訪問はどうしても外を移動することが多いお仕事です。えがおのスタッフも、この時期からスポーツドリンクや塩分タブレットを携帯し、こまめな水分・塩分補給を心がけながらご自宅に伺っています。
ご利用者さまとご家族の毎日と同じように、私たちスタッフの体調管理も大切に、今年の夏も安心して過ごせる毎日をサポートしてまいります。

「エアコンの調整の仕方がわからない」「暑い時期の過ごし方について相談したい」ということがあれば、訪問の際にお気軽にお声がけください。
この夏も、えがおで過ごせますように。