
10月に入っても、横浜は昼間に汗ばむ日が続いています。10月21日の最高気温は29.2℃で、真夏日の一歩手前でした。それなのに朝晩は、窓を開けるとひんやりします。今日は、この「秋の寒暖差」と上手につきあうコツをお話しします。
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寒暖差は、体にとって「見えない疲れ」になります
寒暖差(かんだんさ)とは、要するに1日のうちの気温の上がり下がりのことです。
私たちの体は、暑ければ汗をかき、寒ければ血管をきゅっと縮めて、体温を一定に保っています。気温が大きく動く日は、この調節が1日に何度も続きます。気づかないうちに体が疲れてしまうのは、そのためなんです。
横浜でもこの1週間、朝と昼で10℃近く差が出た日がありました。
「今日は寒暖差が大きいな」と知っておくだけでも、体を守る第一歩になります。少し早めに休もう、今日は無理しないでおこう。そう思えるだけで、疲れはたまりにくくなります。
秋の寒暖差で起きやすいこと
ご高齢の方は、暑さ寒さを感じにくくなっていることがあります。こんな変化が出ていないか、ときどき思い出してみてください。
- なんとなく体がだるい、横になる時間が増えた
- 朝の血圧が、いつもと違う
- 昼に汗をかいたのに、あまり飲んでいない
- のどがイガイガする、鼻水が出る
どれも「年のせい」「季節のせい」で片づけやすいものばかりです。だからといって、こわがる必要はありません。早めに気づければ、たいていは暮らしの工夫で整えられます。
家でできる、ちょっとした工夫
服は「重ね着」で調節します
厚手を1枚より、薄手を重ねるほうが脱ぎ着しやすくなります。朝の散歩やゴミ出しのときは、羽織りものを1枚持って出ると安心です。
昼間の水分は、夏と同じつもりで
夏日の昼は、秋でも汗をかいています。のどが渇く前に、少しずつ飲むのがおすすめです。夏に書いた「かくれ脱水」の記事も、あわせてご覧ください。
暑い日は、10月でもエアコンをつけましょう
「もう10月だから」と、エアコンをがまんしていませんか。昼に部屋が暑いと感じたら、季節に関係なくつけて大丈夫です。温度計を置いておくと、体の感じ方だけに頼らずに判断できます。冷房の風が苦手な方は、夏の記事でご紹介した風向きの工夫も役に立ちます。
朝の血圧は、同じ時間に測ります
血圧計をお持ちなら、毎朝だいたい同じ時間に測ってみてください。数字の良し悪しより「いつもと比べてどうか」を見るのが目的です。
訪問のとき、私たちが見ていること
私たちは訪問のたびに、体温や血圧だけでなく「いつもと違うところ」を探しています。顔色、声の張り、お部屋の暑さ寒さ、着ている服の枚数。毎回同じお宅に伺っているので、小さな変化にも気づきやすいんです。
リハビリの時間には、動きやすく、冷えにくい服装のご提案もしています。「寒い日はもう1枚」「昼は窓を少し開けましょうか」。その日の天気にあわせたお声かけも、私たちの大事な仕事です。
そして、私たちスタッフも同じです。毎日いろいろなお宅をまわる仕事だからこそ、寒暖差に負けないよう、自分たちの体調もしっかり整えていきます。元気な体で、みなさんのお宅に伺えるように。
「いつもと違う」と感じたら、早めにご相談ください
体調のことで「いつもと違うな」と感じたときは、主治医の先生や訪問看護に、気軽にご相談ください。ご家族からのお電話も大歓迎です。
訪問看護をまだ使っていない方、使えるかどうか分からない方からのご相談もお受けしています。
えがお訪問看護リハビリステーション(中区元町ステーション)
お電話:045-228-8753
受付時間:月曜日〜金曜日 9:00〜18:00
朝晩の冷えと昼の暑さ、どちらにも気を配りながら、元気に秋を楽しみましょう。